歴代受賞
日本菌学会は日本菌学会賞・日本菌学会奨励賞・日本菌学会教育文化賞・日本菌学会平塚賞,日本菌学会会報論文賞の5賞を設け,菌学会ならびに菌学振興に貢献したあるいは貢献しそうな会員その他の方々の業績を表彰しております.
日本菌学会賞 | 菌学領域の学術研究あるいは応用技術研究に優れた業績を挙げた会員に授与 |
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日本菌学会奨励賞 | 菌学領域の進歩に寄与する研究業績を挙げ,なお将来の発展を期待し得る満35才以下の会員に授与 |
日本菌学会教育文化賞 | 菌学領域における教育,文化,その他発展,普及等の面で顕著な貢献をした者で,原則として会員に授与 |
日本菌学会平塚賞 | 平塚直秀博士のお名前を冠したものでMycoscience誌に掲載された論文の中から将来にわたり国際的に高い評価を期待される研究論文に授与 |
日本菌学会会報論文賞 | 日本菌学会会報に掲載された論文の中から将来にわたり高い評価を期待される研究論文に授与 |
日本菌学会賞
1997(平成 9)年度
- 宇田川俊一
- 不整子嚢菌類の分類学的研究
- 小林 享夫
- 日本及び熱帯・亜熱帯地域における樹木病原菌類の分類・同定に関する研究
1998(平成10)年度
- 杉山 純多
- 菌類の類縁と系統進化に関する研究
- 原田 幸雄
- 日本における果樹及び森林樹木の病原菌の分類・同定に関する研究
1999(平成11)年度
- 大瀧 保
- ヒゲカビの環境応答の解析
2000(平成12)年度
- 中瀬 崇
- 酵母の系統分類と種多様性に関する研究
- 津田 盛也
- いわゆるイネ科植物寄生性Helminthosporium属菌の分類学的研究
2001(平成13)年度
- 金子 繁
- 植物寄生菌類,特に樹木寄生菌類の分類と生態に関する研究
2002(平成14)年度
- 堀江 義一
- カビ毒生産性及び病原性Aspergillus,Penicilliumとそのテレオモルフに関する研究
2003(平成15)年度
- 平塚 保之
- さび病菌の形態,生活史,胞子の定義,分類に関する研究
- 北本 豊
- 担子菌類の光形態形成および代謝制御に関する研究
2004(平成16)年度
- (該当者なし)
2005(平成17)年度
- 徳増 征二
- マツ落葉生息微小菌類の生態に関する研究
2006(平成18)年度
- 小野 義隆
- サビキンの分類学的研究
2007(平成19)年度
- (該当者なし)
2008(平成20)年度
- 犀川 政稔
- 肉食菌類の微細構造的研究
2009(平成21)年度
- 畑井 喜司雄
- 水生動物の真菌病原因菌に関する研究
2010(平成22)年度
- 青木 孝之
- フザリウム属菌の分類学的研究
2011(平成23)年度
- 服部 力
- アジア産多孔菌類の分類同定学的研究
2012(平成24)年度
- 高松 進
- うどんこ病菌の系統と進化に関する研究
- 田中 千尋
- 植物病原糸状菌の遺伝生理生態学的研究
2013(平成25)年度
- 柿嶌 眞
- 植物寄生菌類の分類・生態学的研究
2014(平成26)年度
- (該当者なし)
2015(平成27)年度
- 山岡 裕一
- オフィオストマ様菌類の分類,生態および樹木に対する病原性に関する研究
2016(平成28)年度
- 矢口 貴志
- 耐熱性子嚢菌類の分類学的および食品科学的研究
2017(平成29)年度
- 前川 二太郎
- コウヤクタケ型子実体形成種を主とする日本産ヒダナシタケ類の分類学的研究
2019(令和元)年度
- 細矢 剛
- ビョウタケ目の系統分類ならびに利用に関する研究
2020(令和2)年度
- 山田 明義
- マツタケを含む食用菌根性きのこ類の人工栽培技術の開発に関する研究
2021(令和3)年度
- (該当者なし)
2022(令和4)年度
- (該当者なし)
2023(令和5)年度
- 星野 保
- 低温環境に適応した菌類の多様性・生理生態と利用に関する研究
2024(令和6)年度
- 田中 栄爾
- 植物寄生性バッカクキン科菌類の系統分類と生態に関する研究
日本菌学会奨励賞
1991(平成 3)年度
- 阿部 恭久
- クロコブタケによる材質腐朽に及ぼす水分と酵素の影響
- 小野 義隆
- スミレ属植物に寄生するPuccinia属菌の分類学的研究
1992(平成 4)年度
- 安藤 勝彦
- 陸棲水生不完全菌類の研究
1993(平成 5)年度
- 前川 二太郎
- コウヤクタケ科の分類学的研究
1994(平成 6)年度
- 岩瀬 剛二
- 外生菌根菌マツタケモドキの生活環に関する研究
1995(平成 7)年度
- 中桐 昭
- 海生菌の分類と生態に関する研究
1996(平成 8)年度
- 矢口 貴志
- 創薬資源としての土壌子嚢菌の探索と分類学的研究
1997(平成 9)年度
- 細矢 剛
- 日本産盤菌類,特にヒアロスキファ科菌類の収集と有用生理活性物質の検索研究
- 今津 道夫
- 日本における五葉松発疹さび病菌に関する研究
1998(平成10)年度
- 岡田 元
- 糸状不完全菌類の分類学的研究
- 車 柱榮
- 北海道産ナラタケの分類と生態
1999(平成11)年度
- 青木 孝之
- Fusarium属菌の分類学的および生態学的研究
2000(平成12)年度
- 服部 力
- アジア産多孔菌科の分類学的研究と分布様式の解明
2001(平成13)年度
- 岡根 泉
- 植物内生菌の分類と生態に関する研究
2002(平成14)年度
- 山田 明義
- アカマツ林内における外生菌根菌の生態と菌根形態に関する研究,及び菌根性きのこ類の人工増殖に関する総合的研究
2003(平成15)年度
- 田中 一新
- 日本産担子菌類からの有用生理活性物質の探索研究,及び微小担子菌類に関する分類学的研究
- 中島 千晴
- 日本産Cercospora属とその関連属菌の分類学的研究
- 橋本 靖
- シラカンバに定着する外生菌根菌の生態とその役割に関する研究
2004(平成16)年度
- 小林 久泰
- 担子菌ハルシメジ類の菌根共生に関する研究
2005(平成17)年度
- 出川 洋介
- Mortiella科の分類学的研究-接合菌類の自然史解明に向けて
- 大和 政秀
- アーバスキュラー菌根とラン菌根の形態および生態的特性に関する研究
2006(平成18)年度
- 松田 陽介
- モミに形成される外生菌根の群衆構造と菌根共生系を用いた環境修復技術に関する基礎的研究
- 清水 公徳
- 真菌の病原性およびマイコトキシン産生に関与するシグナル伝達系に関する分子遺伝学的研究
- 田中 和明
- 日本産プレオスポラ目菌の分類学的研究
2007(平成19)年度
- 田中 栄爾
- 東アジア産植物寄生性バッカクキン科菌類の分類および生態に関する研究
2008(平成20)年度
- 楠田 瑞穂
- 外生菌根形成菌マツタケおよびホンシメジの生産する糖質分解酵素系
2009(平成21)年度
- 中森 泰三
- 菌食性トビムシの餌選択と菌類の防御
- 坂本 裕一
- エノキタケの子実体誘導要因に対応するタンパク質の発現挙動
- 廣岡 裕吏
- 日本産ネクトリオイド菌類の分類学的研究
2010(平成22)年度
- 本橋 慶一
- 日本産Phyllosticta属菌の分類学的再検討と系統関係
- 谷亀 高広
- ラン科植物の菌根共生系解明に関する研究
2011(平成23)年度
- 佐藤 博俊
- 外生菌根菌オニイグチ属菌における隠蔽種の識別と宿主特異性の解明
2012(平成24)年度
- 早乙女 梢
- Polyporus属とその関連属の分子系統分類学的研究
- 広瀬 大
- 分子生態学的アプローチによる菌類の分布研究の新たな展開
2013(平成25)年度
- 埋橋志穂美
- Pythium属の分類および分子系統学的研究
2014(平成26)年度
- 松澤 哲宏
- Aspergillus属関連テレオモルフの分類学および生態学的研究
2015(平成27)年度
- 小長谷啓介
- 海岸クロマツ林における外生菌根菌の多様性
- 白水 貴
- アカキクラゲ綱の分類と生態から見えてきた木材腐朽菌の多様性と進化
- 深澤 遊
- 枯死木分解に関わる菌類群集の動態と機能に関する研究
2016(平成28)年度
- 高橋由紀子
- 多面的アプローチによる樹木病原菌の生態的特性の総合的理解
2017(平成29)年度
- (該当者なし)
2018(平成30)年度
- 糟谷 大河
- Geastrum属菌を主とした海浜生担子菌きのこ類の分類・系統学的研究
2019(令和元)年度
- 遠藤 直樹
- 食用菌根性きのこ類の分類と生態解明,および培養技術の開発に関する研究
- 折原 貴道
- イグチ類地下生菌の系統分類とその多面的展開
2020(令和2)年度
- 山本 航平
- アツギケカビ目菌類の分類および多様な植物系統群との相互関係に関する研究
- 瀬戸 健介
- 真菌類基部系統群の分類および系統に関する研究 特に藻類寄生性ツボカビを対象に
2021(令和3)年度
- 山口 薫
- 半水生菌の多様性および系統分類学的研究
- 高島 勇介
- クサレケカビ属菌における菌類 –細菌共生体に関する研究
- 辻 雅晴
- 極地菌類に関する多様性および生理学的性質の解析に関する基礎研究
2022(令和4)年度
- 野中 健一
- 感染症治療薬の開発を目指した海洋島由来菌類の探索および分類学的研究
- 橋本 陽
- 子嚢菌門(特にキシロナ綱、クロイボタケ綱およびフンタマカビ綱)の新たな分類体系構築に向けた試み
2023(令和5)年度
- 西 大海
- Metarhizium属菌類の分子系統学的分類と生理生態学的特性
- 西川 盾士
- Alternaria属菌の分類と植物への病原性に関する研究
2024(令和6)年度
- 小泉 敬彦
- 氷期遺存樹種ハイマツに共生する外生菌根菌の生態学的研究
- 中村 慎崇
- 樹木の根部に定着するビョウタケ目菌類の探索及び生殖生態に関する研究
日本菌学会教育文化賞
1997(平成 9)年度 | 勝本 謙,吉見 昭一 |
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1998(平成10)年度 | (該当者なし) |
1999(平成11)年度 | 佐藤 紀,古川 久彦 |
2000(平成12)年度 | 小川 眞,野村 幸彦 |
2001(平成13)年度 | 五十嵐 恒雄 |
2002(平成14)年度 | 宮治 誠,菅原 龍幸 |
2003(平成15)年度 | 池田 良幸 |
2004(平成16)年度 | 寺田 勝幸 |
2005(平成17)年度 | 山本 幸憲 |
2006(平成18)年度 | 奥沢 康正 |
2007(平成19)年度 | 宮道 慎二 |
2008(平成20)年度 | 長沢 栄史 |
2009(平成21)年度 | (該当者なし) |
2010(平成22)年度 | 山中 勝次 |
2011(平成23)年度 | (該当者なし) |
2012(平成24)年度 | 工藤 伸一 |
2013(平成25)年度 | 寺下 隆夫,佐藤 幸生 |
2014(平成26)年度 | 吉村 文彦 |
2015(平成27)年度 | 濱田 信夫 |
2016(平成28)年度 | 安藤 勝彦,萩原 博光 |
2017(平成29)年度 | 広井 勝 |
2018(平成30)年度 | (該当者なし) |
2019(令和1)年度 | (該当者なし) |
2020(令和2)年度 | 森本 繁雄 |
2021(令和3)年度 | (該当者なし) |
2022(令和4)年度 | (該当者なし) |
2023(令和5)年度 | 佐野 悦三 |
2024(令和6)年度 | 沖野 登美雄 |
日本菌学会平塚賞
2002(平成14)年度
A multigene phylogeny of the Gibberella fujikuroi species complex: Detection of additional phylogenetically distinct species. Mycoscience 41: 61-78 (2000) by Kerry O'Donnell, Helgard I. Nirenberg, Takayuki Aoki and Elizabeth Cigelnik
2003(平成15)年度
Responses of lignicolous-agaric fruit-bodies to light and gravity: a study to overview the fruit-body development in hymenomycetes Mycoscience 42: 301-310 (2001). By Ai Kaneko and Naohiko Sagara
Morphological and phylogenetic studies on Cordyceps sinensis distributed in southwestern China. Mycoscience 42: 567-574 (2001) by Noriko Kinjo and Mu Zang.
2004(平成16)年度
Neocarpenteles: a new ascomycete genus to accommodate Hemicarpentales acanthosporus. Mycoscience 43: 3-6 (2002) by Shun-ichi Udagawa and Shigeru Uchiyama.
Molecular phylogeny of four selected species of the strictly anamorphic genus Thysanophora using nuclear ribosomal DNA sequences. Mycoscience 43: 169-180 (2002) by Susumu Iwamoto, Seiji Tokumasu, Yoshihisa Suyama, and Makoto Kakishima
2005(平成17)年度
Etensive host ranges of an endophytic fungus, Guignardia endophyllicola (anamorph: Phyllosticta capitalensis). Mycoscience 44: 353-363 (2003) by Izumi Okane, Saisamorn Lumyong, Akira Nakagiri, and Tadayoshi Ito
Type studies of the polypores described by E.J.H. Corner from Asia and West Pasific Areas. VI. Species described in Tylomyces (3), Cristellopoira, Grifola, Hapalopilus, Heterobasidion, Ischnoderma, Loweporus, and Stecchericium. Mycoscience 44: 453-463 (2003) by Tsutomu Hattori
2006(平成18)年度
Phyllosphere fungi on living and decomposing leaves of giant dogwood. Mycoscience 45: 35-44 (2004) by Takashi Osono
Morphology and comparative ecology of the fairy ring fungi, Vascellum curtisii and Bovista dermoxantha, on turf of bentgrass, bluegrass, and Zoysiagrass, Mycoscience 45: 251-260 (2004) by Yoshie Terashima, Toshimitsu Fukiharu, and Azusa Fujiie
2007(平成19)年度
(該当なし)
2008(平成20)年度
Construction of a linkage map of Lentinula edodes(shiitake) with the HEGS (high-efficiency genome scanning) system: use of versatile AFLP and PCR-based gene markers. Mycoscience 47: 336-346 (2006) by Kazuhisa Terashima, Teruyuki Matsumoto, Eiji Hayashi, Shinji Kawasaki and Yukitaka Fukumasa-Nakai
Pinnaticoemansia, a new genus of Kickxellales, with a revised key to the genera of Kickxellales. Mycoscience 47: 205-211 (2006) by Yuko Kurihara and Yousuke Degawa
2009(平成21)年度
Taxonomic rearrangement of the genus Schizochytrium sensu lato based on morphology, chemotaxonomic characteristics, and 18S rRNA gene phylogeny (Thraustochytriaceae, Labyrinthulomycetes): emendation for Schizochytrium and erection of Aurantiochytrium and Oblongichytrium gen. nov. Mycoscience 48: 199-211 (2007) by Rinka Yokoyama and Daisuke Honda
Taxonomy of an anamorphic xylariaceous fungus from a termite nest found together with Xylaria angulosa. Mycoscience 48: 240-249 (2007) by Izumi Okane and Akira Nakagiri
2010(平成22)年度
Relationships among three Japanese Laetiporus taxa based on phylogenetic analysis and incompatibility. Mycoscience 49: 168-177 (2008) by Yuko Ota and Tsutomu Hattori
2011(平成23)年度
An aeroaquatic fungus, Peyronelina glomerulata, is shown to have teleomorphic affinities with cyphelloid basidiomycetes. Mycoscience 50: 156-164 (2009) by Kaoru Yamaguchi, Yousuke Degawa and Akira Nakagiri
2012(平成24)年度
Geographical distribution of myxomycetes on coniferous deadwood in relation to air temperature in Japan. Mycoscience 51: 281-290 (2010) by Kazunari Takahashi and Yoshio Hada
Phylogeny of the genus Pythium and description of new genera. Mycoscience 51: 337-365 (2010) by Shihomi Uzuhashi, Motoaki Tojo and Makoto Kakishima
2013(平成25)年度
Molecular assessment of fungi in ̈black spots ̈that deface murals in the Takamatsuzuka and Kitora Tumuli in Japan:Acremonium sect.Gliomastix including Acremonium tumulicola sp. nov. and Acremonium felinum comb. nov. Mycoscience 52: 1-17 (2011) by Tomohiko Kiyuna, Kwang-Deuk An, Rika Kigawa, Chie Sano, Sadatoshi Miura and Junta Sugiyama
Taxonomic revision of Lophiostoma and Lophiotrema based on reevaluation of morphological characters and molecular analyses. Mycoscience 52: 401-412 (2011) by Kazuyuki Hirayama and Kazuaki Tanaka
2014(平成26)年度
(該当なし)
2015(平成27)年度
Germination of the fully myco-heterotrophic orchid Cyrtosia septentrionalis is characterized by low fungal specificity and does not require direct seed-mycobiont contact. Mycoscience 54: 343-352 (2013) by Hidetaka Umata, Yuko Ota, Masayoshi Yamada, Yuka Watanabe, Stephan W. Gale
2016(平成28)年度
Synthesis of Japanese Boletus edulis ectomycorrhizae with Japanese red pine. Mycoscience 55: 405-416 (2014) by Naoki Endo, Fuminori Kawamura, Ryoko Kitahara, Daisuke Sakuma, Masaki Fukuda, Akiyoshi Yamada
2017(平成29)年度
Molecular taxonomy of Dinemasporium and its allied genera. Mycoscience 56: 86‒101 (2015) by Akira Hashimoto, Genki Sato, Takahiro Matsuda, Kazuyuki Hirayama, Satoshi Hatakeyama, Yukio Harada, Takashi Shirouzu, Kazuaki Tanaka
2018(平成30)年度
Teramoto M, Wu B, Hogetsu T (2016) Pathway and sink activity for translocation of 14C absorbed as amino acids in the Pisolithus extraradical mycelium of ectomycorrhizal Pinus thunbergii seedlings. Mycoscience 57: 431-439.
2019(令和元)年度
Kushiro M, Hatabayashi H, Zheng Y, Yabe K (2017) Application of newly-developed dichlorvoseammonia (DVeAM) method to direct isolation of aflatoxigenic fungi from field soils, Mycoscience 58: 85–94.
Tanaka E, Honda Y (2017) Teleomorph–anamorph connection of Macalpinomyces spermophorus with Pseudozyma tsukubaensis and corresponding erythritol production, Mycoscience 58: 445–451.
2020(令和2)年度
Seto K, Degawa Y. (2019) Pendulichytrium sphaericum gen. et sp. nov. (Chytridiales, Chytriomycetaceae), a new chytrid parasitic on the diatom, Aulacoseira granulate, Mycoscience 59: 59–66.
2021(令和3)年度
Minoshima A, Walker, DM, Takemoto A, Hosoya T, Walker AK, Ishikawa A, Hirooka Y. (2019) Pathogenicity and taxonomy of Tenuignomonia styracis gen. et sp. nov., a new monotypic genus of Gnomoniaceae on Styrax obassia in Japan. Mycoscience 60: 31‒39.
2022(令和4)年度
Phylogeny and taxonomic revision of the genus Candelabrum, aeroaquatic fungi. Mycoscience 61(6): 265‒281 (2020) by Kaoru Yamaguchi, Charuwan Chuaseeharonnachai, Seppo Huhtinen, Yasuhisa Tsurumi, Veera Sri-Indrasutdhi, Nattawut Boonyuen, Izumi Okane, Tsuyoshi Hosoya, Akira Nakagiri.
Physisporinusis an important mycorrhizal partner for mycoheterotrophic plants: Identification of mycorrhizal fungi of three Yoaniaspecies. Mycoscience 61(5): 219‒225 (2020) by Yumi Yamashita, Akihiko Kinoshita, Takahiro Yagame, Yuki Ogura-Tsujita, Jun Yokoyama, Tomohisa Yukawa.
2023(令和5)年度
Lifecycle of Pyrenopeziza protrusa (Helotiales,Dermateaceae sensu lato) in Magnolia obovata revealed by field observation and molecularquantification. Mycoscience 62: 373–381 (2021) by Hiyori Itagaki, Tsuyoshi Hosoya.
An exocystcomponent, Sec5, is essential for ascospore formation in Bipolaris maydis. Mycoscience 62: 289–296 (2021) by Kenya Tsuji, Yuki Kitade, Takuya Sumita, Chihiro Tanaka.
2024(令和6)年度
New findings on the fungal species Tricholoma matsutake from Ukraine, and revision of its taxonomy and biogeography based on multilocus phylogenetic analyses. Mycosicence 63: 197–214 (2022) by Wataru Aoki, Niclas Bergius, Serhii Kozlan, Fuminori Fukuzawa, Hitomi Okuda, Hitoshi Murata, Takahide A. Ishida, Lu-Min Vaario, Hisayasu Kobayashi, Erbil Kalmiş, Toshimitsu Fukiharu, Seiki Gisusi, Ken-ichi Matsushima, Yoshie Terashima, Maki Narimatsu, Norihisa Matsushita, Kang-Hyeon Ka, Fuqiang Yu, Takashi Yamanaka, Masaki Fukuda, Akiyoshi Yamada.
日本菌学会会報論文賞
2011(平成23)年度
日本産HypomycesおよびそのアナモルフIV. 日本菌学会会報 50: 94–103. (2009) 常盤 俊之・奥田 徹
2012(平成24)年度
耐熱性カビの子嚢胞子発が測定による新規D値試験法の開発.日本菌学会会報 51: 27–34. (2010) 上田 成一・河原 希
水辺植生における異種寄生性ヤナギさび病菌Melampsora chelidonii-pietotiiの種生物学.日本菌学会会報 51: 35–47. (2010) 山岡 裕一・新山 雪絵・小幡 和男
2013(平成25)年度
(該当なし)
2014(平成26)年度
(該当なし)
2015(平成27)年度
(該当なし)
2016(平成28)年度
(該当なし)
2017(平成29)年度
(該当なし)
2018(平成30)年度
(該当なし)
2019(令和1)年度
(該当なし)
2020(令和2)年度
日本産“Auricularia auricula-judae”および“A. polytricha”の分子系統解析と形態比較による分類学的検討. 日本菌学会会報 59: 7–20. (2019) 白水貴・稲葉重樹・牛島秀爾・奥田康仁・長澤栄史
鳥取砂丘海岸に生息する好砂海生菌の多様性と生態. 日本菌学会会報 59: 25–37. (2019) 藤原沙耶・遠藤直樹・早乙女 梢・前川二太郎・中桐 昭
2021(令和3)年度
イイギリに寄生するMelampsora idesiaeの中間宿主. 日本菌学会会報 60: 15–21. (2019) 山岡 裕一・岡根 泉.
2022(令和4)年度
2000年に噴火した有珠山の噴出物堆積地における大型菌類の発生消長.日本菌学会会報 61: 81–90. (2020) 小長谷啓介・宮本敏澄・玉井 裕・矢島 崇
2023(令和5)年度
サクラソウに感染するくろぼ菌,Urocystis tranzschelianaの宿主植物内での存在部位.日本菌学会会報 62: 93–100. (2021) 紙谷 幸子・柿嶌 眞.
2024(令和6)年度
自然界から分離した黄麹菌Aspergillus oryzaeの諸性質と清酒用種麹としての適性評価. 日本菌学会会報 63: 27–38. (2022) 坪井葉月・和田侑子・小嶋礼乃・長井 隆・田﨑裕二