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第3回ミニ・シンポジウム「菌類の分類・生態とその利用」
2013/10/31
第3回ミニ・シンポジウム「菌類の分類・生態とその利用」
日本菌学会会長 奥田徹
菌類の分類学と生態学は飛躍的な進歩を遂げています。その中でも子嚢菌類のHypocrealesやXylarialesは、分子系統の技術的進歩と相まって、この数年間にかなり整理され、基礎固めがなされてきました。これらのグループの菌類は、今後の様々な利用が期待されると同時に、病害や材質劣化など経済損失に関わることもあります。一方、担子菌類でも全ゲノム解析が着々と行われております。そこで、下記の通り、アメリカやドイツほかから専門家をお呼びし、Daldinia(チャコブタケ属)、Pochonia(かつてのVerticillium属 Prostrata節)、そして冬虫夏草の分類と生態、ならびに、担子菌類の中から、一般的にも興味のまと、マツタケについて最もホットな話題をご披露いただく第3回ミニ・シンポジウムを開催いたします。ぜひこの機会をお見逃しなく、ご出席下さい。なお講演は英語または日本語で行われます。
記
日 時 :2013年11月22日(金)13:00-17:00
場 所: 東京農業大学グリーンアカデミーホール
小田急線千歳船橋駅下車徒歩10分
主 催: 日本菌学会
参加費: 日本菌学会会員1,000円、非会員1,500円、日本菌学会学生会員無料
日本菌学会賛助会員 1団体につき2名まで無料
プログラム(仮題)
13:00 Greeting
13:05 Pochonia, its taxonomy, ecology and production of secondary metabolites
Kenichi Nonaka, Kitasato Institute for Life Sciences
13:45 Functional biodiversity, chemotaxonomy and ecology of Daldinia and related Xylariaceae, with emphasis on the tropical species
Marc Stadler, Helmholtz Zentrum für Infektionsforschung, Germany
14:25 Why do we need isolates of Cordyceps and related genera?
Sayaka Ban, NITE, Japan
15:05 Coffee break
15:25 Bioherbicide and some molecular taxonomy using a barcoding method on the producing taxa Cedric Pearce, Mycosynthetix, USA
16:05 Biodiversity of Tricholoma sect. Caligata that produce prized mushrooms “matsutake”
Hitoshi Murata, Forestry & Forest Products Research Institute
16:45 Concluding remarks
16:50 終了
申込先: 参加される方は、参加申込書に必要事項をご記入の上、電子メールまたは郵便で下記宛に11月17日までにお申し込みください。
服部 力 日本菌学会国内集会担当理事
〒305-8687 つくば市松の里1 森林総合研究所 森林微生物研究領域 服部力
E-mail: hattori@affrc.go.jp
*当日参加もできますが、なるべく事前申込いただけるようご協力をお願いします。
*会場アクセスは以下の通り
http://www.nodai.ac.jp/seijingakou/access.html
住所:〒156-0054 東京都世田谷区桜丘3-9-31 電話:03-4577-2561
小田急千歳船橋駅下車徒歩10分、または経堂駅下車徒歩約20分
JR渋谷駅下車、バス(渋23)<渋谷駅〜農大成人学校前>またはバス(渋24)<渋谷駅〜農大前>
- 第3回ミニ・シンポジウム.docx (第3回ミニ・シンポジウム.docx)