2011/09/13
平成23年7月25日
日本菌学会主催
日本微生物学連盟後援
日本菌学会 ミニシンポジウム「カビ・キノコによる物質変換」
日本菌学会では、本年度より、菌類の産業利用の現状並びに可能性を広く理解していただくために、講演会・展示会等の企画を始めることと致しました。その第一弾として、「菌類を用いたバイオコンバージョン技術」にフォーカスしたミニシンポジウムを開催いたします。微生物の発酵過程で、あるいは固定化菌体をもちいる、もしくは単離酵素を用いて、化学反応だけでは出来ない、あるいは微生物だけでは生産できない化合物の生産は、アカデミックにも産業利用分野においても、大変魅力的な課題です。そこで、今回、こういった分野の第一線でご活躍中の研究者をお招きし、興味深い話題を提供していただきます。食品・合成化学・創薬・プロセス研究開発等の広い応用分野のみならず、基礎研究に携わる方々、学生の方々など、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
記
1 日 時:平成23年9月30日(金)12:30より受付、13:00より講演
2 場 所:大阪市立自然史博物館講堂(http://www.mus-nh.city.osaka.jp/)
住所:〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
アクセス:地下鉄御堂筋線「長居(ながい)」駅 南改札口3号出口から東へ約800m
JR阪和線「長居」駅 東出口から東へ約1km
3 参加費:日本菌学会会員 1,500円(非会員 2,000円)、学生 1,500円
日本菌学会賛助会員 1団体1名につき無料
4 懇親会:4,000円
参加費、懇親会費は、当日会場受付にて承ります。要旨集はその際に配布いたします。
5 主 催:日本菌学会
6 後 援:日本微生物学連盟
7 申込み:参加される方は、参加申込書に必要事項をご記入の上、電子メールまたは郵便で下記宛にお申込み下さい。なお、懇親会につきましては、準備の都合上、大会参加のお申込みと同時にご出欠をお知らせ下さい。
8 申込み先・問合せ先: 〒553-0002 大阪市福島区鷺洲5丁目12-4 塩野義製薬(株)中央研究所 松島 恵介 E-mail: keisuke.matsushima@shionogi.co.jp (@を半角に変換してください)(お申込みは電子メールか郵便でお願いいたします)
9 プログラム
13:00 開会に当って
~菌類の産業利用について~ 奥田 徹 (日本菌学会会長 玉川大学)
糸状菌による特異な界面発酵・微生物変換プロセス群 小田 忍 (金沢工業大学)
キノコによるC5・C6糖の発酵とバイオマスからの直接的エタノール生産 岡本 賢治 (鳥取大学)
15:00 休憩
麹菌(A.oryzae)の遺伝子発現解析とタンパク質生産への応用 秦 洋二 (月桂冠総合研究所)
ヒトP450遺伝子組換え酵母を用いた代謝物生合成 岡嶋孝太郎 (株式会社住化分析センター)
細菌由来水酸化酵素発現大腸菌を用いたバイオコンバージョン 音松俊彦 (神戸天然物化学株式会社)
17:45 懇親会(20:00終了)大阪市立自然史博物館内グリ-ンアベニュー
シンポジウム・懇親会のみ参加の方は大阪市立自然史博物館事務所入口(通用口、図参照)からお入りいただけます。展示をご覧いただく方は植物園ゲートまたは花と緑と自然の情報センターから博物館観覧券(植物園入場料含む、300円)を購入の上お進みください。なお、展示室、シンポジウム会場内での飲食は情報センター内のレストランスペースを除きできません、昼食を済ませてご来場ください。
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