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日本菌学会・日本防菌防黴学会合同シンポジウム 文化財の生物劣化を防ぐための菌類科学の挑戦

2010/11/04

国宝の高松塚古墳壁画やキトラ古墳壁画では,発掘調査とともにかび汚染が発生し,その後の 壁画保存のあり方にまで大きな影響を与えることとなった.当時,かび汚染を食い止めるために 種々の取り組みがなされ一定の成果をあげたものの,壁画をそのまま保存することは困難と判断 され,現在,石室解体による抜本的な壁画や石材の修復作業が進められている.  本シンポジウムでは,これら古墳壁画を含む文化財のかび汚染についての歴史的経緯や現状 の問題点について菌学的な観点を中心に考察し,将来,菌類学の基礎ならびに応用科学的な立 場からはどのような取り組みが望まれるのか闊達な討論を行いたい.
   日 時:2010年11月27日(土曜),AM10:20 ~ PM4:00    会 場:東京医科歯科大学 御茶ノ水キャンパス 歯学部歯科棟4F特別講堂    会 費:両学会会員と文化財保存修復学会会員 500円,非会員 2,000円(学生1000円)
Kin-Bokinbobai.pdf (Kin-Bokinbobai.pdf)