2012/11/29
日本微生物学連盟より共催シンポジウムの案内ありましたのでお知らせいたします。
1.主 催:日本学術会議基礎医学委員会病原体学分科会、基礎生物学委員
会・統合生物学委員会・農学委員会合同総合微生物科学分科会、
基礎医学委員会病原体研究に関するデュアルユース問題分科会、
日本学術会議科学・技術のデュアルユース問題に関する検討委
員会
2.共 催:日本微生物学連盟
3.日 時:平成24年12月14日(金) 午後1:30~午後5:00
4.場 所:日本学術会議 講堂
(東京都港区六本木7-22-34 東京メトロ千代田線「乃木坂」
下車1分)
5.開催趣旨:科学・技術は人類の繁栄と福祉以外の目的に利用される場合も
あり得る。これを科学・技術の「二面的利用性(デュアルユー
ス)」と呼び、近年病原体の研究成果の発表に際して改めて問
題視される様になった。本公開シンポジウムでは一般聴衆を対
象として病原体を含む科学技術の学術的研究の中に孕まれるデ
ュアルユース問題およびBSL4施設の情報提供を行ない、議論を
通して一般への周知を図るとともに、広くパブリックコメント
の収集を行なう。
6.次 第:
〈講演内容〉
(1)「はじめに:日本学術会議での議論の経緯、統括と分科会での結論の報
告」
岡本 尚(日本学術会議連携会員、名古屋市立大学大学院医学研究科
教授)
(2)「デュアルユース問題のこれまでの流れ」
四ノ宮 成祥(日本学術会議特任連携会員、防衛医科大学校教授)
(3)「海外のBSL4施設での実験の状況」
高田 礼人(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター)
(4)「世界および国内のBSL4施設の現況」
倉田 毅(国際医療福祉大学教授)
(5)「合成生物学とデュアルユース問題」
木賀 大介 (大学院総合理工学研究科准教授)
(6)「Brain Machine Interface (BMI)とデュアルユース問題」
川人 光男 (国際電気通信基礎技術研究所脳情報通信総合研究所長)
(7)「まとめ」
笹川 千尋 (日本学術会議第二部会員、日本生物科学研究所常務理事)
※参加申込は不要です。当日、会場にお越し下さい。